トレード心理のプライミング効果

この効果は、意思決定に影響を与えてしまうので、特に注意が必要です。先に得た情報を元に、無意識のうちに連想して物事を判断してしまう現象です。

たとえば、アメリカが近々利上げする可能性が高い、というニュースを直前に見た場合に、アメリカの利上げは、ドル円の上昇につながるので、かりにドル円が下がったとしても、上がると思ってしまう心理状態です。逆に、ドル円が下落するようなニュースを直前に読んでいたら、「やっぱり下がるのか」と考えてしまいます。

このように、直前に得た情報ほど、その後の判断に影響するようになり、得る情報によっては、間違っていても正しいと思い込んでしまうので、客観的に相場を見る意識が必要です。

トレードの意思決定には、理由が必要ですが、1つの情報だけでなく、いくつかの情報を元に分析を行った結果、判断するようにした方が良いですね。

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