アメリカでは一年のうちでもっとも重要なイベントである『Thanksgiving Day』（感謝祭）が11月の第四木曜日に行われます。来週の感謝祭を前に取引全体としてやや落ち着いており、調整ムードが広がる展開になっています。
クリスマスやイースター、感謝祭は取引を完全に控える参加者が例年多いこともありドル高が進み、重要なポイントを前にした局面で新たなチャレンジを試すだけの勢いに欠ける可能性もあります。
ただ、ユーロドルなどでドル売りが進む中で、ドル円は穏やかな取引が続いています。
※）日本語では感謝祭と呼ばれているこのアメリカの行事は、家族や親戚と集まりターキーを食べる日となっていますが、もともとはイギリスからアメリカに渡ってきたpilgrim（ピルグリム）と呼ばれる人たちが新しい土地での初めての収穫を神に感謝をしたことが起源です。その食べ物の栽培方法を教えてくれた先住民であるネイティブアメリカンを招き一緒に祝いました。
